さて、行政書士試験って難しい試験なのでしょうか?
いくつかの異なった視点から検証してみたいと思います。

元司法試験受験生、法律系予備校勤務経験有り、
行政書士試験本試験受験経験有り、
ここ数年の行政書士試験の過去問をチェック
している立場からお話してみたいと思います。

気楽に受けて受かるような試験ではないことは確か

一応、行政書士って国家資格ですから、
国家資格をを与えるための選抜試験ですからね、
お気楽に受けて受かるようなものではありません

これは確実です。

そもそも、ひとくちに難易度といっても、
何を基準にすれば良いのかが不明なんで、
「難易度A」とか断言するのはそれこそ
難しいものがあります。

他のジャンルの資格試験と比較するのも
ナンセンスだと思いますし。

繰り返しますが、お気楽に受けて
受かるような試験ではありません。

一般論として、
一定期間、真剣に勉強しても10人に1人程度しか受からない試験
が簡単であろうわけがありません。

受からなかった人に「簡単だった?」と聞いて、
「うん、簡単だったよ」と答えるわけがありませんからね。

シマちゃんシマちゃん

ちなみに、合格率は10%程度で推移しています。詳しくはこちらで。

学習時間の観点より

一つの目安ですが、学習時間。

もちろん、個人差あるということは前提ですが、
法律の学習経験がないとして、500時間~とは
聞いたことがあります。

500時間というのは結構短いケースで、
一般的には600時間~1000時間といったところでしょうね。

毎日、3時間勉強したとして、170日~330日。
これが長いのか短いのかはなんともいえません。

一つの職業を得る時間と思えば短いと思いますし、
絶対的な期間を考えれば長いと思いますし。

まあ、これが目安になるかどうか
はわからないですけど。

半年で合格していく人もいる

これは参考になると思いますが、

私の経験上、初学者でも半年程度で一発合
格していった人を見ています。何人かです。

初学者とは、それまで法律の勉強というものを
本格的に勉強してこなかった人のことです。

皆さん社会人の方で、
一人だけ50歳という方がいました。

つまり、行政書士試験は、
10人受けて一人しか受からないほどの
難易度の高い試験ではあるが、

  • 初学者で
  • 社会人が
  • 6か月で
  • 一発合格できる

試験ではあります。

行政書士受験生行政書士受験生

行政書士の受験生は、確かに社会人の方が多いように思うわね。そういう私も社会人なんだけど(笑)。

法律系国家資格試験の中では簡単な部類といえる

一つ言えるのは、
法律系資格試験は相対的に難しい部類とは思いますね。

法律そのものが難しいですからね、
それを操ることを生業とする試験と考えれば、
簡単に合格できる試験ではないようです。

法律系資格試験といえば、
司法試験、司法書士試験、行政書士試験などでしょうか。

他にもありますけどね。

実際に管理人が受験したことのあるのは、3つすべて。
受験生として勉強して数回挑戦したのは司法試験ですが、
以前、数年だけ資格試験予備校に勤務していたことがあ
りましたので、仕事の一環としてとして司法書士試験、
行政書士試験を受験したこともあります。

旧司法試験と司法書士試験について

旧司法試験は文系国家資格試験でも最高峰かは分かりませんが、
最高クラスの難易度だと思います。

その司法試験が難易度10とすれば、司法書士試験が8~8.5ぐらい、
行政書士試験が5~6ぐらいだと感じております。

旧司法試験、司法書士試験は問題の難易度もそうですが、
合格のハードルが高いんですね。
司法試験は科目数は6つだけですが問題の難易度が非常に高いし、
約6ヶ月の長丁場。最大の山が、2次試験になる論述式試験。

いわゆる論文試験ですが、
憲法、民法、刑法、商法、刑事訴訟法、民事訴訟法の6科目を、
2日に分けて1科目2問、論文形式で解答する試験です。

司法書士試験は、科目が11科目と多く、問題も民法、
会社法あたりは司法試験より細かい知識が問われます。
それに、合格ラインに必要な点数が非常に高い。

また、この2つは試験中は、まさに「時間との戦い」
でもあります。ぼんやり考えている時間はまったくありません。
特に司法試験はハード極まりません。

行政書士試験は難易度・合格ライン共に比較的低め

その点、行政書士試験は、全6科目、全体的に問題の難易度は
だいぶ落ちますし、合格ラインのハードルもそれほど高くはあ
りません。

それに、行政書士試験は旧司法試験や司法書士試験のように相
対評価ではなく、絶対評価ですので、己が基準点を取れば合格
です。他の受験生の成績は関係ありません。

時間も、余裕とは言いませんが、
上の2つに比べればいくらか楽です。

こういう観点からいえば、
法律系国家資格試験の中では最も簡単な部類
といえるでしょう。

近年、行政書士試験の難易度は上がっている

もっとも、行政書士試験も、近年は問題レベルが上がっている
のは明らかです。決して侮ることはできません。

2006年度からちょっと制度が変わりまして、
また、難易度の上昇はここ数年のトレンドのようですね。
これも時代、社会の要請ですからね、
仕方がない部分もあります。

誤解を恐れずにいえばハードルはそれほど高くない

こういう言い方をすると誤解を招くかもしれませんが、
行政書士試験って、それほどハードルが高い試験では
ないと思うのです。

合格率は一桁、高い時で10%ぐらい。
司法試験や司法書士試験に比べれば、はるかに高い合格率です
(これらは合格率2~3%程度)。
法律系資格試験は総じて簡単ではありませんが、
それでもハードルはそれほど高いとは思いません。

実は、この合格率だって「カラクリ」があるのは多く関係者が
知っていますし、何せ、満点を取らなければ受からない試験で
はありません。それほど高くない、一定の点数を取れば、
合格できる試験です。

詳しくは他のページでお話していますが、
法律の勉強がさほど苦にならず(ここが最も重要ですが・・・)
、行政書士試験を知り、ポイント絞って一定期間頑張れば、多く
の人が合格できる試験だと思っています。

繰り返しますが、行政書士試験の場合、まさに自分次第。
他の受験者とはライバル関係になりません。点数さえ取れば、
合格できる試験なのです。

そういう意味では、他を気にすることなく、合格に向けて準
備を進めていけば、合格率が低くても、合格を勝ち取ること
は十分可能です。難易度はさほど高くないと考えます。
もちろん、考え方次第ですけどね。

先にお話した、

私が見た合格者たちは、皆しっかり準備して効率
良く勉強していたようです。社会人ですから、無
いを上手いこと使ってを効率良く

行政書士試験の難易度 -まとめ-

  • 国家資格選抜試験であり、一般の人は、普段触れない法律を専門的に問われる国家試験。その意味では難易度はそれ相応である。
  • ただし、他の法律系試験に比べれば難易度はだいぶ下がる。
  • 公表合格率はほぼ一桁後半~十%推移であるが、実際「戦える」レベル受験生間の合格率は、もっともっと高いはず。実際は30~40%程度と見る。さらに、合格基準をクリアすればその者は合格、つまり、受験生間の競争がない。実質的な合格率は、結構高いのではないか。
  • つまり、行政書士試験は、お気楽で受かるような試験ではもちろんない。ただし、前述の選抜方式を鑑みれば、一定期間ポイントを絞って積み上げていけば、初学者でも合格は十分可能である。
  • そのためには、適切な準備が必要ということ。
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