国語の問題

この一般知識ですが、民法が行政書士の表の最重要科目ならば、一般知識は裏の最重要科目かもしれません。なぜって、いくら民法と行政書士で高得点を獲得しても、この一般知識が基準点に届かなければ不合格なのですから。

ですから、一般知識は受験生の努力を無駄にしないためにも絶対に足切りに合わないよう死守しなければならないのです。その一般知識の勉強法、どうすればいいのでしょうか。

一般知識の出題傾向

常識

それでは一般知識の勉強法についてお話していきますが、まずは一般知識の概要や出題傾向についてお話します。

概要

一般知識は全14問すべてが5肢選択式問題です。1問4点だから56点の配点ですね。このうち、基準点は4割です。すなわち、56×0.4=22.4。6問の正解で一般知識は基準点クリアです。

一般知識等の出題範囲を示しておきます。

  • 政治・経済・社会(7問)
  • 情報通信・個人情報保護(4問)
  • 文章理解(3問)

出題傾向

「政治・経済・社会」ですが、時事問題的な傾向が強い設問です。3つの分野について、その時期に国内国外問わず話題になったことに問われる問題が出たりします。かといって時事問題にだけに終始することもなく、制度や歴史など出題範囲は多岐に渡ります。

「情報通信・個人情報保護」は、個人情報保護法の条文知識やインターネットや暗号技術などの問題が出題されます。

最後は「文章理解」。これはもう国語の問題ですね。文章の並べ替えや適切語句の挿入など。学生の頃の国語の試験で出題されたような問題です。

取れるところを確実に押さえる勉強を!

確実に点を取りに行く

この一般知識、全科目の中で最も勉強がしづらい科目だと思っています。それは、「政治・経済・社会」の出題範囲が不明確ということ。正確に言うと、明確になっているものもありますが、大部分が不明確です。

「じゃあ捨てちゃいなよ」というわけにはいきません。一般知識等には配点56点中24点以上という基準点が設けられているのですから。最低でも6問は死守しなければなりません。捨てちゃうなんて余裕かましている場合ではないのです。

ですから、一般知識等については、「取れるところは確実に、用意できるところは万全の準備をしておく」というスタンスです。

個人情報保護と文章理解は満点に近い点数を取りに行く

確実に取るべきところは、まずは「個人情報保護」だと思っています。先ほども言った通り、個人情報保護とは個人情報保護法の条文についてです。よって、範囲は明確。個人情報保護法について勉強すれば確実に取れる部分。市販テキストと過去問があれば問題ないです。

次に押さえるべきは「文章理解」。これは範囲があるというわけではありませんが、取りやすいと思います。苦手の人もいるかもしれませんが、学生の時の経験がある分、対処は比較的しやすいと思います。

こういう問題は知識云々の話ではなく、得手不得手の問題だったり、コツを発見できるかの方が大事なのかなと思います。独学の方でしたら、とにかく問題をこなすことが大事になってくると思います。文章理解については、公務員試験でも出てくる分野ですので、こういう公務員試験系の問題集を利用するのもいいかもしれません。はたまた国語のそれ用のテキストをそろえて練習するのもアリかも。

いずれにせよ、過去問です。取れるところを確実に取るのも過去問をしっかりつぶせるか。その上で広げていきましょう。

この2つで最低でも4問はゲットしたいですよね。「情報通信」も含めて7問中最低5問獲得したいです。満点ならそれで一般知識はクリアです。

政治・経済・社会はどう勉強する?

確実

問題は「政治・経済・社会」のところです。先ほども言った通り、準備がしづらい。ですから、こちらも準備できる部分はしっかり準備しておくというスタンスで臨みましょう。

過去問を見ると、政治機構のこと、憲法の統治機構の知識で解ける問題も結構出ていますし、複数回出題されているテーマもあります。こういった部分は準備ができますので、テキストと過去問で固めておきましょう。

時事問題については出題されるとしたら旬な問題ですので、都度フォローしておくと良いと思います。

模試も利用できるか

他の対策としては、模試も役に立つかもしれません。各校の模試は予想問題です。もちろん、予想問題はあくまで予想問題ですからアテにするのも心許ないですが、当たらないとも限りませんし、できる準備はしておきたいですからね。
参照:模試(模擬試験)は得るものも大きいのでぜひ受験しよう

まとめ

一般知識は4割以上必須なのに不確定要素が多いものですから、不安になってしまう受験生もいると思います。ですが、他の受験生もこんな感じです。必要以上に不安がるのもどうかと思いますよ?

とにかく、取れるところは確実に取りに行く、準備できるところは準備しておく。こういうスタンスが最良の一般知識勉強法でしょう。そのためには過去問を最大限利用してできることはしっかりやっておく。

それで一般知識6問死守はできると思います。

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